• Shiori ICHIKAWA

個展 「SLEEPING INSTINCT ねむる本能」開催延期のお知らせ

最終更新: 4月24日

※この展覧会はコロナウイルス感染拡大防止の観点から、11月に延期となりました!

楽しみにしていただいた皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、11月の展示ではまた自分を更新して良い展示にできればと思います!


以下、展示情報の詳細です。


市川詩織個展 「SLEEPING INSTINCT ねむる本能」

2020. 11. 4 (水) - 18 (水)

11:00 - 18:30

※日・月・祝日はお休み

※レセプションは未定

ギャラリーそうめい堂

(〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-8 山田ビル7F)

https://www.soumei.biz

神保町駅A5出口から徒歩1分、御茶ノ水駅から徒歩10分




ー展示ステートメントー


人間と動物の違いは何かと考える時、「理性」と「本能」という言葉が用いられることがある。その2つが使われる文脈は、人間が最も優れた生き物であるというニュアンスであることが多い。例えば、「人間が優れているのは、本能をコントロールし理性的な行動ができる生き物であるからだ。」などとというように。しかし見方を変えれば、人間は生き物が本来持っているはずの「生きのび方」の本能を見失い、理性で制御しないかぎりは右も左もわからないような不自由な生き物になってしまったとも言えるだろう。その不自由さは普段、生活の忙しさなどの中に埋もれ、黙りこくっている。そして忘れた頃に突如として表出し、私たちを苦しみの思考のループに誘い出す。「今自分は何のために生きているのだろう」と。


私たちが徹底的に消し去ろうとする本能。本能なしで機能するように整えられたシステムや環境は、私たち人間に依存して生きるペット動物たちにも確実に影響を与えている。

元々野生で暮らしていたタイプの動物たちは本能に従って行動できるが、ペットショップで生まれ、衣食住を人間に頼り切って生きてきた動物たちは、人間に全てを委ねていて、人間と同じように「生きるために次に何をすべきか」ということに迷いが見られるように思う。

彼らは通常、何をするにも人間の許可や助けを得る必要がある。彼らにとって人間の出す答えは絶対であるが、残念ながら人間の出す答えは完璧ではない。人間が出す答え、そして動物に求めることは、その人間が生きてきた環境、宗教、教育の背景などによって180度変わってくることもある。それぞれの願望を受け入れ、翻弄され、愛されるために変化していくペットたち。SNSなどでとめどなく流れてくる多種多様な動物の動画や写真を見ていると、彼らがまるで人間社会を映し出す鏡のように思えてならない。人間がどうして生きているのか、彼らの瞳の中に映る自分たちを見つめ直すことを試みる。










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